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第3回水素エネルギーを語るシンポジウム 「カーボンニュートラルに向けた水素の利活用 ~”水素を燃やす”選択肢~」開催のご案内

このたび、第3回「水素エネルギーを語るシンポジウム」を以下の通り開催いたします

 主催    株式会社住商アビーム自動車総合研究所
協賛    住友商事株式会社 水素事業部
テーマ    「カーボンニュートラルに向けた水素の利活用 ~”水素を燃やす”選択肢~」
日時    20211021() 15:00-17:00
会場    YouTube Liveによるウェビナー配信 後日アーカイブ配信も予定
参加費   無料(事前登録制)
登壇者  :
◆基調講演
 人見光夫氏(マツダ株式会社・シニアイノベーションフェロー)
 西村元彦氏(川崎重工業株式会社・執行役員)
 松本真由美氏(東京大学・客員准教授)

◆パネルディスカッションでのスペシャルゲスト
 山本シンヤ氏(自動車研究家)

◆モデレーター
 清水和夫氏(国際自動車ジャーナリスト)
 木村達三郎氏(東京大学 先端科学技術研究センター・特任研究員)

◆司会進行
 林愛子氏(株式会社サイエンスデザイン・代表取締役)

◆主催者挨拶 
    大森真也(株式会社住商アビーム自動車総合研究所・代表取締役社長)

◆お申込み 
 こちらからお申し込み下さい(申込期限:10月20日(水)23:59):現在は終了

 

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、産官学で活発な議論が交わされ、水素エネルギーに対する注目は、これまでないほどの高まりを見せています。世界的に脱炭素が叫ばれる中で、水素エネルギーの社会実装は、電力供給を化石燃料に強く依存する日本では特に大きな社会的な意味を持ちます。 

いま、エネルギーに関する課題はどこにあるのか、水素エネルギーはそれをどのように変えられるのか、また我が国の基幹産業である自動車産業はどう変わるべきなのか。本シンポジウムでは、エネルギーや自動車の専門家を交えて、これからの水素エネルギーについて深く議論します。

 私たちは、2021年を水素元年と捉え、国際自動車ジャーナリスト・清水和夫氏及び水素クリエーター・木村達三郎氏をシリーズ・ホストに迎え、将来のエネルギーと自動車のあり方を根本から考える「水素エネルギーを語るシンポジウム」を継続的に開催します。

【プログラム(予定)】

開会挨拶15:0015:10

清水和夫氏
国際モータージャーナリスト

 

プロフィール:
1954年生まれ東京出身。武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースに参加し、1981年からはプロのレースドライバーに転向。1988年より国際自動車ジャーナリストとして本格的に活動を開始。多数の政府系委員会・検討会委員としても活躍中。

木村達三郎氏
水素クリエーター・東京大学先端科学技術研究センター特任研究員

 

 プロフィール:
1978年住友商事株式会社入社。国内石油製品販売、中東諸国駐在、リファイナリー運用、LNGプロジェクト開発、英領北海探鉱・開発事業等、長年石油・ガス関連事業に携わる。

2015年より水素関連事業開発に従事。20212月住友商事退職。20214月よりフリーランス・水素クリエーター、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員

基調講演15:1015:55

松本 真由美氏
東京大学 教養学部附属教養教育高度化機構 環境エネルギー科学特別部門 客員准教授

講演タイトル:「水素に関する各国の政策動向と社会的受容性」

プロフィール:
上智大学外国語学部卒業。専門は科学コミュニケーション・環境・エネルギー政策論。研究テーマは、「エネルギーと地域社会との共存」、「環境・エネルギー政策の国際比較」等、環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方を追求する。TV朝日の報道キャスター、NHK BS1ワールドニュースキャスターを経て、2008年5月研究員として東京大学での環境・エネルギー分野の人材育成プロジェクトに携わり、2013年4月より現職。2020年9月共著で『「脱炭素化」はとまらない!未来を描くビジネスのヒント』を上梓した。
総合資源エネルギー調査会「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」、産業構造審議会「グリーンイノベーションプロジェクト部会ワーキンググループ1」等、政府の審議会委員も務める。

人見 光夫氏
マツダ株式会社 シニアイノベーションフェロー

講演タイトル:「脱炭素社会実現に向けた内燃機関の可能性」

プロフィール:
マツダ入社以来、一貫してエンジン開発畑を歩む。早くから開発のデジタル化を進め、燃焼をモデル化することで高効率SKYACTIVエンジンの開発を進めた。また、複雑に絡み合う課題の本質を考え、いくつもある課題の解決方法の中から「1番ピン」を見つけ出し、資源をそれに集中させる「選択と集中」の考え方の定着を同社の中で推進した。
2011年 執行役員パワートレイン開発本部長、2014年 常務執行役員 技術研究所・パワートレイン開発・電気駆動システム開発担当、2017年 常務執行役員・シニア技術開発フェロー 技術研究所・統合制御システム開発担当を経て、2019年より現職。


西村 元彦氏
工学博士
川崎重工業株式会社 執行役員 水素戦略本部 副本部長

講演タイトル:「水素ガスタービンの実証と国際水素サプライチェーン構築への取組」

プロフィール:

入社以降、原子力・火力発電の熱および燃焼技術に関わる開発・設計に従事、課長、部長時代には、量産大型スポーツモーターサイクルとしては、世界初の機械過給エンジン搭載モデルである世界最速のNinja-H2R/H2の開発に携わった。 

2010年から水素関連の技術開発、2013年からは水素の事業開発に携わり、液化水素の大量海上輸送を含む世界初となる実証を推進する日豪水素サプライチェーンプロジェクトのリーダーを務める

パネルディスカッション15:5516:50

パネルディスカッションでは、基調講演ご登壇の3名、モデレーターの2名に加え、自動車研究家の山本シンヤ氏をスペシャルゲストに迎え、水素の秘める可能性についてディスカッションを行います。

山本 シンヤ氏
自動車研究家

プロフィール:
1975年生まれ静岡県出身。自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発、自動車雑誌の編集長/編集次長など経て2013年に独立。 元エンジニア/元編集者の経験を活かし、「造り手」と「使い手」のかけ橋となるように、双方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」と名乗って活動を行なう。エンジニアの心を開き「本音」を引き出させる能力に長ける。

閉会挨拶16:5517:00

株式会社住商アビーム自動車総合研究所・代表取締役社長  大森