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第4回 水素エネルギーを語るシンポジウム 「水素エネルギー 実用から普及へ ~欧州および日本の最新動向~」開催のご案内

このたび、第4回「水素エネルギーを語るシンポジウム」を以下の通り開催いたします。

主催   株式会社住商アビーム自動車総合研究所
協賛   住友商事株式会社 水素事業部
テーマ  「水素エネルギー 実用から普及へ ~欧州および日本の最新動向~」
日時   2022年9月20日(火) 18:00-19:30
会場   オンライン配信(Zoom Webinar)
参加費  無料(事前登録制)

【プログラム】

<基調講演>

Mr. Keigo Suematsu(Technical Head of FC Business Group, Toyota Motor Europe)
 ”Viable Hydrogen Ecosystems by utilization of multiple Fuel Cell Applications in Europe”
 (※日本語による講演)
Mr. Nase Alexsander(Managing Director, FEV-Consulting)
 ”A new era in heavy duty trucks: Which concept wins the race?”
 (※録画出演・日本語字幕付き)
長谷部哲也氏(本田技研工業株式会社 事業開発本部 事業開発統括部 水素事業開発部 部長 エグゼクティブチーフエンジニア)
 「水素利用拡大に向けたホンダの新たなチャレンジ」

<パネルディスカッション>

Mr. Keigo Suematsu
長谷部哲也氏
清水和夫氏(国際自動車ジャーナリスト/モデレーター)

<主催者挨拶>

◆ 大森真也(株式会社住商アビーム自動車総合研究所・代表取締役社長)

<お申込み>

 

2050年のカーボンニュートラル実現に向けて産官学で活発な議論が交わされるなか、水素エネルギーに対する注目は高まりを見せています。「水素エネルギーを語るシンポジウム」では、エネルギーや自動車の専門家を交え、これからの水素エネルギーについて深く議論します。

第4回となる今回のテーマは「水素エネルギー 実用から普及へ ~欧州および日本の最新動向~」です。
Toyota Motor Europe末松氏のテーマは”Viable Hydrogen Ecosystems by utilization of multiple Fuel Cell Applications in Europe”。エネルギー情勢が大きく変化する欧州における水素エコシステム形成について紹介いただきます。
ドイツFEV-Consulting・Nase氏のテーマは”A new era in heavy duty trucks: Which concept wins the race?”。商用車領域におけるパワートレイン情勢について、燃料電池、水素エンジン、バッテリーEVを軸に解説いただきます。
本田技研工業・長谷部氏のテーマは「水素利用拡大に向けたホンダの新たなチャレンジ」。ホンダが描く水素エネルギー社会について、「つくる」「つかう」「つながる」の観点を含め、想いと取組を語っていただきます。

シンポジウムの後半では、末松氏、長谷部氏、清水氏が水素エネルギー社会のこれからについてフリーディスカッションを行います。ぜひ奮ってご参加ください。

【登壇者紹介】

● Mr. Keigo Suematsu
  Technical Head of FC Business Group, Toyota Motor Europe

2000年よりトヨタ自動車株式会社で燃料電池要素開発から量産燃料電池車両開発に幅広く従事。その後、欧州に渡りVolkswagen AG/ AUDI AGにて燃料電池車両の要求仕様策定、および車両用燃料電池システム開発に携わり、2021年より現職。現在、FCシステムのB to BビジネスにおいてFCシステム制御領域を主導。自動車向けアプリケーションに加え、様々なモビリティや産業向けのFCシステムインテグレーションを通して、欧州での水素社会実現を目指し活動中。

● Mr. Nase Alexsander
  Managing Director, FEV-Consulting

アジア、ヨーロッパ、中東、米国において20年以上にわたり、自動車OEMやサプライヤーへの経営コンサルティング経験を有する。Daimler社の研究開発部門でキャリアを開始し、Airbus社およびLiebherr Aerospace社で臨時マネージャーを務め、現在に至る。ドイツ ダルムシュタット工科大学にて修士号を取得(機械工学、経営学)、米国ハーバード・ビジネス・スクールを卒業。
専門分野は、イノベーション、先進技術、市場動向、成長戦略、オペレーションに関する戦略的アドバイザリー。コネクテッド、自律型モビリティ、電動化、先進モビリティ(アーバンエアモビリティ)、サステナビリティ、循環型経済などのメガトレンドに関する戦略・実行プロジェクトに携わる。

● 長谷部 哲也 氏
  本田技研工業株式会社 事業開発本部 事業開発統括部 水素事業開発部 部長
  エグゼクティブチーフエンジニア

1993年、本田技研工業(株)入社。1993-1995年、(株)本田技術研究所にてエンジン要素研究を担当。1996-2008年、同社にてHEVシステム研究を担当。2009-2016年、高電圧コンポーネント開発を担当。2016-2020年、四輪開発センター EV開発室 室長。2020-2021年、先進パワーユニット・エネルギー研究所にてエネルギー戦略統括を担当。2022年、本田技研工業(株)水素事業開発部 部長。

● 清水和夫氏
  国際自動車ジャーナリスト

1954年生まれ東京出身。武蔵工業大学電子通信工学科卒業。1972年のラリーデビュー以来、国内外の耐久レースに参加し、1981年からはプロのレースドライバーに転向。1988年より国際自動車ジャーナリストとして本格的に活動を開始。多数の政府系委員会・検討会委員としても活躍中。