自動運転に関するトピックを若い世代と語る「自動運転Liveニュース」。第9回のテーマは「自動運転に欠かせないHMIとはなにか 〜人間とシステムの共感~」。2023年2月21日(火)にオンラインで開催します(参加無料)。
自動運転車に乗る人の安全や体験価値を考えるとき、人とクルマをつなぐHMI(Human Machine Interface)の視点が欠かせません。例えばクルマがドライバーに伝える警告音は、どのタイミングでどんな方法で発信するのが最善なのか。より良いユーザーエクスペリエンス(UX)のために必要なHMIとは何か。さらに、人間とシステムの”接点”を示す ”Interface” に留まらず、両者の共感にもとづくコミュニケーションを意味する ”Interaction” は実現できるのか。
今回の自動運転Liveニュースでは、自動運転システムにおけるヒューマンファクターの課題に取り組む第一人者2名が登壇。さらにパネリストとしてお馴染みの”Z世代翻訳者”、国際モータージャーナリストの清水和夫氏、総合司会の石井昌道氏とともに、自動運転に必要な人とクルマのコミュニケーションについて語り合います。
配信中は随時、視聴者の方々からの質問を受け付けます(すべての質問にお答えできない場合があります)。
<本企画は内閣府戦略的イノベーション創造プログラム第2期 自動運転(システムとサービスの拡張)(「SIP-adus」)/国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 委託事業です。>
【お申込みはこちら】 ZOOM視聴登録
【開催概要】
1. 日時:2023年2月21日(火)18:00-19:30(オンライン視聴のみ)
2. テーマ:「自動運転に欠かせないHMIとはなにか 〜人間とシステムの共感~」
3. プログラム・出演者:
◆ 第1部:プレゼンテーションおよびQ&A
・赤松 幹之 氏 (産業技術総合研究所ヒューマンモビリティ研究センター首席研究員)
・大門 樹 氏 (慶應義塾大学理工学部教授)
◆ 第2部:座談会
・赤松 幹之 氏 (産業技術総合研究所ヒューマンモビリティ研究センター首席研究員)
・大門 樹 氏 (慶應義塾大学理工学部教授)
・清水 和夫 氏 (国際モータージャーナリスト)
・高堰 うらら 氏(オモテテ株式会社CEO)
・嶂南 達貴 氏(scheme verge株式会社CEO)
総合司会:石井 昌道 氏(モータージャーナリスト)
4. ご参加方法
【こちら】からZOOM視聴登録をお願いいたします(無料)。視聴用URLをメールでご案内します。配信直前まで受付いたします。
尚、本件について記事を掲載いただける場合は、事後でも結構ですので以下担当までお知らせください。
株式会社住商アビーム自動車総合研究所(担当:苦瀬(くせ))
E-mail:scab-sympo@sc-abeam.com
5. 出演者プロフィール
● 赤松 幹之(あかまつ もとゆき)
産業技術総合研究所ヒューマンモビリティ研究センター首席研究員。自動車および運転支援システムのヒューマンファクターの研究に長く携わってきた。SIP-adus第1期と第2期のヒューマンファクターの課題全体のアドバイザーを務める。IISOエキスパートとして、運転支援のヒューマンファクターの国際標準化活動も推進。ヒトと車、ヒトと道路・環境とのインタラクションという観点からモビリティを研究。
● 大門 樹(だいもん たつる)
慶應義塾大学理工学部教授。専門は、自動車・交通分野、特に自動運転システム、高度道路交通システム(ITS)を対象とした人間工学、ヒューマンファクター、ヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)等。人間の認知・行動の基礎的研究や行動支援のためのシステム設計・評価に関わる応用研究、これらのシステムを社会実装するための実証的研究など、人間工学やシステム工学の視点に基づいた研究を行っている。
● 清水 和夫(しみず かずお)
武蔵工業大学電子通信工学科卒業。 現在は自動車ジャーナリスト・神奈川工科大学特別客員教授(自動車運動理論)。1972年より免許を取得し、50年間で約200万キロを走破。内外のレース経験を通じて、その豊富な運転キャリアを生かして、運動理論や安全環境技術を中心に多方面のメディアで活動。自らYouTubeを主宰。SIP-adus以外でも自動運転や安全技術政策の政府委員に参加。
● 高堰 うらら(たかせき うらら)
オモテテ株式会社CEO。東京大学大学院・工学系研究科 博士課程在学中。他、NPO法人Your School副理事長・共同設立者。一般社団法人アンカー代表理事・CSO。世界196カ国から2,000⼈以上の若い次世代リーダー達が集まる世界最大級の国際会議「One Young World (OYW)」の日本代表(2014, 2017, 2018)。
● 嶂南 達貴(やまなみ たつき)
2015年に東京大学工学部を卒業後、同大学院の研究プロジェクトやライドシェア企業などで分析業務に携わる。2016年よりSIP-adusにおける社会的受容性調査に参画し、自動運転及びプラットフォーム戦略の展開を踏まえた自律分散型都市を構想。2018年7月scheme verge株式会社を設立。
● 石井 昌道(いしい まさみち)
自動車専門誌の編集部員を経てモータージャーナリストへ。ジャンルを問わない執筆活動を展開するとともに、SIP-adusの推進委員も務める。メディアの仕事のかたわら、エコドライブの研究、および一般ドライバーへ広く普及させるため精力的に活動中。
6. 関連リンク
・自動運転社会を考えるコミュニティ「SIP café~自動運転~」のホームページはこちら
・「SIP自動運転(システムとサービスの拡張)」のホームページはこちら