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クリーンエネルギー車の付加価値について
質問
◆ホンダ、ハイブリッドスポーツカー「CR-Z」発売
<2010年02月25日号掲載記事>
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ホンダの「CR-Z」が発売されました。販売目標は月 1,000台ですが、事前の予約が 4,500台と、順調な滑り出しのようです。
事前受注の内訳を見ると、ホンダが当初想定していたものとは異なる状況にあるようです。
ホンダの発表では、当初は子離れした 40 代以上の顧客が主体と想定したようですが、事前受注の内訳は半数以上が 20 代~ 30 代の独身の若者男性であり、40 代以上の比率は 36 %に留まるとされています。クルマ好きな若者の買い替えが中心なのかもしれませんが、クルマから遠ざかりつつある若者に対して訴求できた結果なのかもしれません。
CR-Z は、これまでのハイブリッド車と異なる方向性の商品であり、このクルマが今後、どういうユーザーに受け入れられていくのか、興味深いところでもあります。
一方で、今後ハイブリッド車に代表されるクリーンエネルギー車を普及させていくためにも、環境性能以外の付加価値を実現し、提供していくことが求められてくるはずです。
読者の皆様は、今後、ハイブリッド車や電気自動車などのクリーンエネルギー車を市場投入していく上で、どういう付加価値を提供していくことが求められると考えていますか。以下の選択肢の中から、最もふさわしいものを一つお選びください。
- コストメリット
燃費低減によるランニングコストの削減、減税制度の享受等、コストメリットを実現する。 - 高いステイタス
クリーンエネルギー車を保有していること自体がカッコイイ、環境意識が高いと見られる、等の高いステイタスを提供する。 - 高い走行性能
モーターならではの加速感、静粛性、等、走行性能における優位性を強化し、提供する。 - 斬新なパッケージング既存のガソリン車の居住空間・外観に捉われることなく、斬新なパッケージングを実現し、提供する。
- 環境性能以外にない
環境性能に特化して強化することが重要であり、それ以外の付加価値は考えられない。
その他
集計結果
コストメリット | 124 |
高いステイタス | 108 |
高い走行性能 | 118 |
斬新なパッケージング | 47 |
環境性能以外にない | 13 |
その他 | 21 |
合計 | 431 |