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交通事故死者数の減少が期待できる技術・装置について
質問
◆トヨタ、「プリクラッシュセーフティシステム」を進化させた新技術を発表
対向車がセンターラインをはみ出してきた正面衝突を想定し、前側方ミリ波レーダーを用いて斜め前方から接近する車両も検知、衝突の可能性が高いと判断した場合、ブザーとメーター表示により、衝突の可能性をドライバーに知らせ、ブレーキ・ハンドル操作による回避を支援したり、ブレーキペダルの踏み込みに応じて早期に制動力を補助するとともに、シートベルトをモーターで巻き取り、より早く乗員を拘束する『前側方プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)』と、前方及び後方対応のミリ波レーダーにより、衝突の可能性が高いと判断した場合、リクライニングしている後席のシートを起こし、シートベルトやエアバッグの性能を最大限に発揮できる位置とすることで、乗員の姿勢を適正に保ち傷害の軽減を図る『プリクラッシュシートバック』を開発した。近く発売予定の新型車に採用する。
(自動車ニュース&コラム 2009年2月26日)
自動車メーカーによる安全技術への不断の取り組みの結果、自動車の安全性は飛躍的に向上してきました。
事故を未然に防止するアンチロック・ブレーキ・システム、横滑り防止装置などのアクティブセーフティ技術、シートベルトやエアバッグなどに代表される事故などの異常事態が起きた時に人体への影響を最小限に抑えるパッシブセーフティ技術の進展や安全・安心装置の標準搭載も進んだことで、交通事故における死者数はここ10年で半減と目に見えた効果を上げてきています。では今後、交通事故死者数の更なる減少の効果が期待でき、普及が進む技術や装置にはどのようなものがあるでしょうか。
以下の選択肢より、優先すべき技術や装置として皆様の考えに最も近いと思われるものを一つお選び下さい。
また、選ばれた理由についてもお聞かせ下さい。
- アルコール検知センサーを搭載し一定濃度のアルコールを検知するとエンジンがかからない、ないしはタイヤをロックするなど飲酒運転を防ぐシステム
- 運転の疲労や慣れから生じる居眠りや脇見運転を瞼の動きや顔の位置で検知し、警告音や臭いで刺激し、居眠りを防ぐシステム
- 走行中の車両の車間距離が(スピードの出し過ぎや居眠りなどで)詰まった時に自動的にブレーキがかかり、車間を一定距離に保つ車間距離維持システム
- 夜間運転時における歩行者、自転車の動きや急な飛び出し車両などの監視を行ない、運転者に危険情報を提供するナイトビジョンシステム
- 上記の個別の技術やシステムもさることながら、今後、運転者の急激な高齢化が想定されることから、運転技能の衰えた高齢者向けにスムーズな運転をアシストする運転支援システム
- その他
集計結果
飲酒運転を防ぐシステム | 81 |
居眠りを防ぐシステム | 62 |
車間距離維持システム | 38 |
ナイトビジョンシステム | 33 |
高齢者向け運転支援システム | 38 |
その他 | 11 |
合計 | 263 |