トヨタ自動車、国内販売チャネル再編について

質問

◆トヨタ、国内販売店の統廃合を 6月から本格化

トヨタ系販売会社は全国に 290 社あり、計約 5,000 店。9 割が独立資本の為、再編が進んでいない。国内営業担当の常務役員 5 人に担当する地域を割り当て、店舗の統廃合を指揮する。

<自動車ニュース&コラム 2009年 05月 10日号>

トヨタ系列販売会社は、全国に 290 社、約 5,000 拠点あり、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店、レクサス店の 5 系列に分かれています。今回のニュースの通り、トヨタとして国内販売体制の再編を急ぐ背景には、近年の国内販売不振が深刻で長期していることに加えて、1 拠点あたりの販売台数が落ち込み、販売会社収益が悪化してることが想定されます。

既に、トヨタでは、この 5月に発売するハイブリッド車の新型プリウスや、秋に新発売予定の新型ハイブリッド車を、レクサス店以外の全系列で販売する方針を発表してます。

トヨタでは、系列販売チャネルは当面維持するとしていますが、今後、売れ筋車を全系列で扱うことになれば、系列を維持する意義も希薄化していくかもしれません。
実際、既に、日産、ホンダは販売系列を大規模に再編し、全販売拠点で全ての車種が購入できるようにしてきました。

しばらく国内新車需要の大きな回復は見込みにくい中、トヨタの国内販売体制の再編の方向性はどうあるべき、と考えますか。

以下の選択肢の中から、読者の皆様の考えに最も近いと思われるものを一つお選び下さい。また、選ばれた理由についてもお聞かせ下さい。

  1. 系列自体の再編(削減)
    現在の 5 系列という体制自体も見直し、系列数を削減するべき。
  2. 系列の無差別化
    日産、ホンダ同様、全ての拠点で全ての車種を購入できるようにするべき。
  3. 系列ごとの拠点再編
    販売系列自体は維持する前提で、各地域毎に販売拠点を統合・再編(削減)するべき。
  4. 部分的な機能統合
    販売系列・拠点は維持する前提で、サービス拠点等を統合・再編(削減)するべき。
  5. その他

集計結果

系列自体の再編(削減) 77
系列の無差別化 74
系列ごとの拠点再編 30
部分的な機能統合 22
その他 14
合計 217