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電気自動車に求められる航続距離とその価格帯について
質問
◆三菱自動車、価格を 300 万円程度に抑えた電気自動車を 2012年にも発売へ
リチウムイオン電池の搭載量を減らしてコストを抑え、1 充電走行距離は100km と短くなるが、政府の補助金を利用して 200 万円以下で購入可能に。
<自動車ニュース&コラム 2009年 6月 18日号掲載記事>
上記の通り、三菱自動車が将来的に 300 万円程度の価格で 1 充電航続距離が 100km の電気自動車の開発を発表しています。一方で今年より発売される、同社の iMiEV は約 460 万円で 1 回充電 160km 走ります。
読者の皆様もご存知の通り、電気自動車の 1 充電航続距離は電気自動車に搭載されるリチウムイオン 2 次電池の容量で決まります。現在の電気自動車の価格はリチウムイオン 2 次電池の占める割合が大きく、航続距離(電池の量)を増やせば比例して価格も高くなる事が予想されます。その中で、購入者が求める航続距離と価格がバランスした電気自動車の開発が求められていると考えられます。
もちろん、購入の際に政府より得られる助成金がベースとなるガソリン車両との差額の半額(但し、助成金の上限金額はベース車両価格)であり、実際の購入額は比例しません。また電池の量を増やせば車重が重くなるため、航続距離は比例して伸びないという懸念もあります。
しかし、仮に以下の電気自動車を開発できると考えた時、開発側としてはどの航続距離の電気自動車の開発に注力するべきでしょうか。読者の皆様が考える最も求められている組み合わせをお選び下さい。
また、選ばれた理由についてもお聞かせ下さい。
(選択肢の金額は購入にあたる助成金については一切考慮していません。)
- 航続距離 250km で 600 万円台の電気自動車
- 航続距離 200km で 500 万円台の電気自動車
- 航続距離 150km で 400 万円台の電気自動車
- 航続距離 100km で 300 万円台の電気自動車
- 航続距離 50km で 200 万円台の電気自動車
集計結果
航続距離 250km で 600 万円台の電気自動車 | 38 |
航続距離 200km で 500 万円台の電気自動車 | 26 |
航続距離 150km で 400 万円台の電気自動車 | 25 |
航続距離 100km で 300 万円台の電気自動車 | 70 |
航続距離 50km で 200 万円台の電気自動車 | 65 |
合計 | 224 |