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東京モーターショーについて
自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。
翌月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。
今月のテーマは「東京モーターショーについて」です。
一般来場者が、東京モーターショーで見たいと思われるクルマについて
(2011年12月2日配信分)
質問
第 42 回東京モーターショー 2011 の一般公開が 12月 3日より始まります。
今回の東京モーターショーは、以下のように前回(2009年)を大幅に上回る規
模となっております。(( )内は前回)
・出展者数:176 (129)
・海外メーカー参加社数:20 社・ 24 ブランド(9 社・ 9 ブランド)
・総出展台数:398台(261台)
・ワールドプレミア:52台(41台)
・ジャパンプレミア:82台(21台)
・展示面積:35,151 平方メートル(21,823 平方メートル)
今回のモーターショーは、規模の大きさだけでなく、環境性能を基軸としな
がらも、市販が予定されている最新スポーツモデルの展示や世界戦略コンパク
トカーなど、様々な側面を併せ持ったクルマが展示されております。
それでは今回のモーターショーで、一般来場者の方々が、最も「見たい(期
待している)」であろうクルマは、どれだと思われますか。以下選択肢の中か
ら一つお選び下さい。
1. 環境性を重視したクルマ
2. 走行性を重視したクルマ
3. 安全性を重視したクルマ
4. 快適性/利便性を重視したクルマ
5. デザイン性を重視したクルマ
6. その他
アンケート結果
モーターショーを通じ、世界中への発信を最も期待する技術について
(2011年12月6日配信分)
質問
先週の土曜日より一般公開されている東京モーターショーでは、各自動車メー
カーが、環境技術だけでなく様々な特性を併せ持ったクルマを、市販予定車か
らコンセプトカーまで幅広いレンジで出展しております。
これらのクルマを構成する部品群も、そのクルマの特性に合わせて開発・採
用されております。各部品メーカーは、自動車メーカーの動向に同調しながら、
既存製品/技術に最新技術を織り込んだ新規製品/技術やシステムを生み出し
ており、それらの一部も今回のモーターショーに展示されております。
日本自動車工業会の志賀会長が、モーターショー概要説明会の中で強調され
たように、今回のモーターショーは「世界一のテクノロジーショーとしての発
信」として、規模で勝る新興国のモーターショーと差別化を図っております。
それでは、自動車業界に携わっている皆様方が、世界中のメディアが注目し
ている東京モーターショーを通じ、日本から世界に発信する技術として、最も
アピールして欲しいと感じている技術はどれでしょうか。以下選択肢の中から
一つお選び下さい。
1. 燃費向上策などの、環境負荷低減に対する新技術や新システム
2. 特定部品やモジュールにおける、新素材開発や軽量化技術
3. 安全な社会を前面に押し出す、安全新技術や新システム
4. 高齢化社会を見据えた、快適利便性をアピールする技術
5. 生活の一部としてクルマを組み込んだ、他産業/媒体と IT で
「つながる」技術
6. その他
アンケート結果
今回のモーターショーで、最も印象に残った国産乗用車メーカーについて
(2011年12月13日配信分)
質問
「世界はクルマで変えられる」をテーマに開催されていた、第 42 回東京モー
ターショーが 12月 11日に終了致しました。会期 10日間(12月 2日の特別招待
日を含む)で 約 84 万人が訪れ、会期 13日間で約 61 万人であった前回のモー
ターショーを大きく上回りました。
各社が捉える未来のクルマ社会が、様々な側面から表現されると共に、現在
のクルマ社会が抱える環境・安全・エネルギーなどの多種多様な課題への提案
も、至るところに散りばめられておりました。
今回のモーターショーに出展されていた車両や技術などの内、国産乗用 8 メー
カーの中では、どのメーカーの展示内容が最も印象に残っているでしょうか。
以下選択肢の中から一つお選び下さい。
また、ご負担の無い範囲で、該当 URL をクリックした後のポップアップ画面
「ご意見/補足」欄に、選択された理由や特に注目される車両名などをご記載
下さい。来月の「業界アンケート & レポート」に皆様のご意見も反映させて頂
きたいと考えております。
1. トヨタ
2. 日産
3. ホンダ
4. マツダ
5. スバル
6. 三菱
7. スズキ
8. ダイハツ
9. その他
アンケート結果
将来的な東京モーターショーの位置づけについて
(2011年12月20日配信分)
質問
目標であった 80 万人以上が足を運んだ今回の東京モーターショーは、開催
地の変更やナイター入場実施など運営面での改革もあり、来場者数という観点
からは、ある一定の成果があったと思われます。
主催している日本自動車工業会は、同社 HP の中で「今回のショーを通して、
様々な困難から立ち上がる日本のモノづくりの逞しさを国内外に発信できたも
のと確信しています。」と述べています。
一方で、北米大手 3 社や韓国・中国メーカー、一部の欧州メーカーが出展を
見送る(抑える)など、日本市場の捉え方には差が出てきており、東京モーター
ショーへの誘致を今後どう海外メーカーに訴えていくのか、といった観点では
課題が残りました。
世界 3 大モーターショーの一つとして名を馳せた東京モーターショーも、日
本市場の規模縮小を受け、「量から質」への転換が求められております。今回
は「世界一のテクノロジーモーターショー」との位置づけで開催されたように、
ショー自体の役割が徐々に変化してきております。
それでは、市場規模拡大が予測しにくい日本で開催される東京モーターショー
の将来的な位置づけとして、今後どのような事を発信していく場とするのが相
応しいと思われますか。最も適切だと思われる項目を、以下選択肢の中から一
つお選び下さい。
1. 個々の新技術/システムを説明・アピールする場
2. クルマ個々の使用シーン/メリットを演出・アピールする場
3. 個々の新技術とクルマの将来性との繋がりを具現化・アピールする場
4. 持続的な社会の中でのクルマの位置づけを、自動車業界全体で演出・
アピールする場
5. 自動車業界だけでなく他産業との合同パビリオンなどの、クルマの将来
ビジョンを演出・アピールする場
6. その他