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「鉄」の代替として、将来のクルマに最も期待する軽量化手法とは
自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。
翌月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。
今月のテーマは「中古車の個人間売買」です。皆様の率直なご意見をお待ちし
ています。
「鉄」の代替として、将来のクルマに最も期待する軽量化手法とは
(アンケート実施 : 2012年11月20日配信メールマガジン)
質問
近年のクルマは、安全性向上の為の機能追加や、快適性向上の為の空間確保
などにより、従来の同一モデル/グレードのクルマに対し、質量やサイズが増
加傾向にあります。
一方で、クルマの将来を語る上で「燃費/電費性能向上」が非常に重要なウ
ェイトを占めることはご周知のとおりです。上記傾向を最低限に抑え込み、燃
費/電費性能向上を目指す車両や部品の軽量化技術が、車両メーカー/部品サ
プライヤー双方により開発/実装されております。
特に車両の約 7 割前後を占めるとも言われる「鉄」に対する軽量化が加速度
的に進められております。部品形状見直しや材料置換といった部品単体レベル
の開発の他、他機能/部品との一体成型など、生産技術を含めた複合部品レベ
ルでの開発も進められております。
それでは、このような「鉄」に対する軽量化技術の内、読者の皆様が将来的
(約 10年後を想定)に最も採用拡大を期待する手法/技術はどれだと思われま
すか。車種やグレード等によって異なるとは思いますが、以下選択肢の中から
最も当てはまると思われるものを一つお選び下さい。
1. 「鉄」から「鉄」への材料置換
- ハイテン材/熱間プレス材など高強度鋼採用に伴う軽量化
2. 鉄から非鉄金属への材料置換
- アルミニウム/マグネシウムなどの軽量非鉄金属材採用に伴う軽量化
3. 鉄から非金属への材料置換
- 樹脂/ゴムなどの非金属材採用に伴う軽量化
4. その他
- 必要機能の見直し (撤廃) による車両の軽量化 など