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自動車産業界における新たな産官学連携体制に向けての期待
自動車業界で関心が高いテーマを設定し、アンケートをさせて頂きます。
翌月、ご回答頂いた皆様の声をもとにそのレポートを発表致します。
今月のテーマは「自動車産業界における新たな産官学連携体制に向けての期
待」についてです。皆様の率直なご意見をお待ちしております。
自動車産業界における新たな産官学連携体制に向ける期待
(アンケート実施 : 2015年3月17日配信メールマガジン)
質問
昨年来、自動車産業(部材等周辺産業を含む)において、新たな産官学連携
体制構築に向けた試みが進行しています。例えば、内燃機関分野では、「自動
車用内燃機関研究組合(AICE)」が、素材・材料分野では「新構造材料技術研
究組合(ISMA)」が新たな産官学連携プラットフォームとして活動中、加え、
昨年来、内閣府を中心に新たに立ちあがった「戦略的イノベーション創造プロ
グラム」の中でも「革新的燃焼技術」・「自動走行システム」夫々について新
たな産官学連携体制が進行中です。
加え、経済産業省も昨年末発表の「自動車産業戦略2014」の中で、産官学連
携活動の有り方は今後の日本自動車産業の未来にかかわる重要な課題と捉えて
います。
そこで今回皆様には、自動車産業における産官学連携活動におけるこれら取
り組みについて、寄せる期待・想いについて、以下選択肢の中から最も当ては
まると思われるものを一つお選び下さい(また、本件に関しての皆様からの御
意見、コメントも大歓迎です)。
1. 産官学連携活動により、産業界に協調の土壌が齎され、技術開発の効率化
が進む
2. 産官学連携活動により、対象となる技術の国際的標準化が進み、実用化・
普及が進む
3. 産官学連携活動により、学術界と産業界の夫々が持つ異質の「知」が融合
することで、斬新なイノベーション(新技術・新産業等の創出)が齎される
4. 産官学連携活動により、産業界、学界にとって上記以外の新たな恩恵が齎
される
5. 産官学連携活動が生み出す恩恵には余り期待していない(本件に余り関心
ない、を含む)